Blogふなさきブログ

やはり経験値です 

院長の舩崎です。

現政権になって働き方に関する考えもまた変化してくるのかと思っていますが、ワークライフバランス。

私は歯科医になるべく希望して今を生きておりますが、幸いにして歯科医になった当時は院長から社会人になったのだから、
もう休みはないものと思って診療に精進しろ!というようなことを言われたのですが、世の中がそういう世相でしたので、
何ら疑問を持たず精進してきたつもりです。

県内某所にクリニックに勤めていましたので、朝は6時15分くらいにフェリーに乗って職場に赴き、まだ歯科医として右も左も
分かりませんので、ともかく練習。
抜歯した歯は後進の学生に実習や私たちのような新米歯科医が練習するために保管してあるのですが、結構な数があったのですが、
すみません1年で私が全部使ってしまいました。

自称器用な私は、世間知らずとはある種武器になり得るのか働いて早々1年2ヶ月で退職して、さっさと開業してしまいました。

これで話を聞いた方は未熟で開業してなんと傲慢なヤツだ、とか信用ならないと思われるかもしれません、勤務先がとにかく患者様が
多いクリニックで、お陰様で他に就職した同輩よりも遥かに多くの人数と、遥かに多様な症例を経験習得することができたと思います。

とは言え、絶対的な経験値が不足していることは流石の私でもちゃんと自覚しておりましたので、とにかく勉強はしました。
勉強したと思えるのは人生で国家試験を受験する前と開業してから。

治安にもワークライフバランスなどどこのどなたが考案した言葉か知りませんが、私にライフは歯科そのものであり、それにワークが
加わっておりますので、人生に殆どは歯科にかけていると思っています。

さて、そのワークライフバランス。
ワーク部分が減れば、レジャー産業など趣味の分野での裾野が広がるので、それこそ多様性は出てくると思いますが、仕事という専門性には
どういうふうにコミットするのでしょうか?

スタッフには悪いですが労働基準法に則って、単位時間あたりの就労密度が高いと思います。インプラントオペなどは診療終了後にしますので、
午後5時6時で帰宅できるクリニックよりは就労時間は長いです。

歯科衛生士も慢性的な超人材不足に食わえ、相変わらずの保険点数で十分な労働条件の提示が困難になって来ております。
もしこれを読んでいる歯科衛生士の卵の皆さんがいらっしゃれば、めっちゃ条件の良い大手?クリニックさんは、ほぼノルマがあると思って良いと思います。

ちょっと横道に逸れますが、ノルマがあったって良いですよ。
その代わり医療の本質を著しく逸脱するような高額な治療法の提示は止めて頂きたい!

で、患者様がいざ自分の身体、まぁ歯科ですので主に歯なのですが、を歯科医及び歯科医療従事者に預けるとき、十分なスキルを積んだ者に託したくはないですか?
十分なスキルと昨今のワークライフバランスは私には相反するものに思えてなりません。

いくらキレイ事を言ってもスキルの高い治療を受けたいというのは患者様の偽らざる真理だと思います。