最低賃金でしょ?
院長の舩崎です。
10月1日というのは行政等の決まり事の実施開始日にもなっており、今日から最低賃金が改定され、日本各地そこそこ賃上げをして全国で最低賃金¥950以上を達成したそうです。
世の中は労働者の人口の方が多いので、これは朗報に聞こえますが、これって特に零細経営者にとっては相当シンドイことだと思います。
昭和と違って、たとえバイトでも有給休暇がありますので、こういう細かい費用まで含めますと経営は無理って思われる経営者の方が少なくはないと思います。
結局は販売業であれば、それは販売価格に転嫁しなければ商売をやって行くことができませんので、結局はそのレンジの中に存在しているのであれば、取り立てて最低賃金が上がったことを喜ぶのは
早計な気もします。細かく見ればこれにより各種税金や社会保障費の上がりますからね。
要は一見労働者に耳よく聞こえる最低賃金賃上げって、財務省あたりが喜ぶシナリオ以外ではなさそうな気がしてなりません。
国が最低賃金を申し付けるのであれば、財政難であるという戯言を吐き出す前に、ガッツリ規定されている保険診療も点数の上昇見直しをして頂きたいものです。
で、ないとますますバカみたいな治療費の自費診療が闊歩してしまうんですよね。