Topics新着情報

ブルーラジカル///レーザーで活性酸素を発生させ歯周病治療を行う装置について 

院長の舩崎です。

個人的には当院で行ったインプラント治療の予知性を高めるため、たとえばインプラント周囲炎に罹患した時の解決法として導入したブルーラジカル。
元々の用途は重度歯周病治療装置でありますので、適応自体は歯周病に用います。

当院では特に目立って広報はしていないのですが、興味や悩みがある患者様からの問い合わせや治療希望が存外あります。
そこで今回は治療の概要などを説明します。

原理は過酸化水素水に405nmの波長の青色レーザーを照射し、これで活性酸素を発生させます。
この活性酸素が強力な殺菌作用を発揮し、歯周ポケット内の歯周病菌を一瞬で殺菌させると言う原理です。

よく考えられた治療装置で、発生した活性酸素は一瞬のうちに失活し、身体には全く無害であることが証明されています。
我々は一般的な歯周病治療では原因となる歯周ポケット内の歯石を徹底的に除去しようと治療に取り組みます。
徹底するためには歯肉を剥離して明示下で処置を行う方法もあり、これはすなわち患者様にとっては痛みを伴う処置でもあります。
多くの患者様はご存知ないかと思われますが、ブルーラジカルはこの歯石を無害化しますので、必ずしも徹底した除去は必要ありません。
したがって麻酔はしますが痛みを伴う外科処置ではないことが最大の利点のひとつです。

また外科的、物理的に除石を行なっても歯周ポケットを無菌化できるかと言えば相当困難を有します。
ブルーラジカルはこの点、一瞬で無菌化します。徹底した除石が必要ないと言うのもそれの表れで、除石器具が到達しづらい患部の適応も
比較的容易で効果も高いと思います。

現在まで実施した患者様は、歯肉からの出血、排膿、それに伴う不快感、口臭などの改善に大きな効果がみられています。
※ 効果の程度や状況は個人差を有します。

ただし現在は一度の治療で効果を発揮していますが、ワタシ的にどの程度の期間効果を有するのか、どのようなケースに有効に作用するのかが未知数です。

施術にあたり以下の点をご案内します。

まず費用ですが1歯あたり当院では¥15,000(消費税別)です。
個人的にも1歯あたりこの費用はずいぶん高いと思いましたが、ブルーラジカル本体価格+チップ、ファイバー、過酸化水素、なぜか付随するペリミルという
アプリの費用が発生し、やはりこの治療費になってしまうようです(全国的に)
ただし効果と極端に高額では決してないと個人的に思われる費用のおかげ?か問い合わせや治療希望の患者様が存外多い気がします。

ブルーラジカルの販売メーカーは歯科衛生士による施術を推奨しておりますが、当院では今のところ私が治療を行なっています。
コレには理由がありまして、ブルーラジカルは活性酸素が細いチップから出て治療効果を発現するのですが、これが軽い圧でも容易に作動停止になるのです。
歯周ポケットなど罹患部位で組織が弛緩して弱化していような状態で圧が高い活性酸素を用いますと組織間結合の緩いところにこれが圧入され、気腫を形成
してしまう恐れがあるのです。
実は当初症例数が少なかったときに不注意で皮下気腫を生じさせてしまい、患者様に大変なご迷惑をおかけしたという苦い経験があります。
ですので、いまのところ歯科医師である私が運用しています。ただし多くのクリニックで行われている歯科衛生士が用いたところで何ら問題はありません。

治療に付随しまして、
・過酸化水素水が苦いです。ただし飲みこんでも為害性はありません、
・また歯肉が漂白作用を受け白くなることがあります、数日で元に戻ります。
・治療には局所麻酔下で行います。
・処置後、痛みがある場合に備えて鎮痛剤をお出しします(我慢できないような痛みはないようです)
・ブルーラジカルでの処置時間は1歯あたり3〜5分程度です。
・今のところ多数歯にはディスカウントを考えております。

などなど詳しくはお尋ねいただけましたら幸いに存じます。