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悲しいかな「木を見て森を見ず」

悲しいかな「木を見て森を見ず」

院長の舩崎です。

気を見て森を見ずということわざは、小さなことにこだわって大きな物が見えないということを意味しますが、今回は医科〜歯科に関わる重篤な症状の話です。

デノスマブという骨粗鬆症を予防する薬があります。
ランマークやプラリアという名前で呼ばれている薬ですが、本来の骨粗鬆症の予防の他にガンの骨転移に際にも用います。
ところが骨折や骨転移を阻止するはずの、あたかも骨のためにあるような薬なのですが、残念なことに顎骨に対しては全く反応が異なり、感染や腐骨と言ってどんどん骨にダメージを与えてしまうことがあります。繰り返しますが「ことがあります」

元々の投与理由がガンの骨転移であれば、投薬事由の重要性が、ガンなどの骨転移阻止であれば、ある程度歯科の顎骨に犠牲があることはやむを得ないかもしれませんが、骨折の予防など、これも決して軽んじてよいわけではありませんが、投薬事由が生活の質の維持であれば、歯の咬合機能を損ねるような重篤な症状に至ることが無いよう常に歯科と連携して注意が必要です。
それを全くご存じない医師が多いことと、歯科にはそもそも関心がないのか、重篤化すれば生活の質は大きく損なわれます。
歯が抜けたり、場合によっては顎の骨の切除もあり得るということを知っておいてください。

2022-04-16 09:00:37

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