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手術と口腔衛生

手術と口腔衛生

院長の舩崎です。

最近は歯科疾患が全身に及ぼす影響が取り沙汰されてきており、特に外科手術などが行われる前には口腔内清掃などの依頼を受けることが多くなってきました。これは術後の感染防止や口腔衛生思想の啓蒙のためには非常に意義があることで、喜ばしいことだと思いますが、依頼を受ける中で頭を悩ませることも時としてあることがあります。

特に高齢者の方で、歯が少し動くところや、根尖に感染に透過像すなわち炎症があることを示唆する状態があると感染防止の観点から抜歯の依頼を支持されてくることがあります。もちろん外科的手術の感染防止の観点からは、依頼通りに素直に抜歯を知れば良いわけですが、抜歯することイコール歯を失う、かみ合わせに影響を与えるということです。

とくに高齢者はご自分の口で食事を取れるということは健康寿命の点からは非常に重要なことで、抜歯をすることで歯を失った部分は、単に入れ歯を入れれば良いと言うものではありません。例えある程度弱っている歯でも、当人は十分にコレで食事を取れている場合もあり、これを失うと摂食、咀嚼効率が俄然下がってしまいます。
そうしますと、病気を治すために手術を受けたのに、その感染防止のために歯を抜いたことにより、十分な食事が取れなくなることは結果的にはフレイル(虚弱)することを招かないとは言い切れません。

ただし最近になって口腔内細菌が全身に及ぼす影響が科学的に明らかにされてきており、それが分かっており処置をしないで手術に及んで感染でもした場合は当然その責任は問われます。
今回依頼があったのもそのようなケースで、悩んだ挙げ句、御本人も交え家族と話しをし、手術に影響を及ぼさないギリギリまで、経過を観察することにしました。御本人は至ってお元気で食事を苦なくされておりました。
ただし御本人の容体が急変して緊急手術などになった際には、このようなことは後で責任を問われる可能性もありえます。
私としては過去は口腔ケアの概念がないままほとんどの手術がされていた時代もあったことも事実で、ケアがあった場合とそうでない場合の感染や抗生剤などの薬剤投与の期間などの影響などのデータが欲しいところです。



 

2020-10-10 09:18:45

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